世界遺産・平城宮跡歴史公園にて、奈良の伝統文化と最新のエンタメが融合する「天平祭・秋の散楽フェスタ2024」が、2024年10月11日（金）から14日（月・祝）までの4日間、初開催が決定。奈良時代の文化を現代に蘇らせた多彩なプログラムや、美食フェス、子どもも大人も楽しめる体験型コンテンツが満載となるこのイベント、秋の奈良で、家族や友人とともに、特別なひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
【多彩なエンタメと文化の饗宴】奈良から未来を考える
「天平祭・秋の散楽フェスタ2024」は、奈良時代の華やかな文化を感じながら、現代の技と感性が交錯するイベント。平城宮跡という歴史的な舞台を背景に、伝統的な散楽芸能から最新のパフォーマンスまで幅広く楽しめるプログラムが揃っています。
開催場所となる「平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろば」は、奈良時代の都・平城京の中心地であり、現在は世界遺産として多くの観光客を魅了している注目の場所。今回のフェスタでは、奈良の自然や歴史を体感しながら、国際色豊かな文化とエンターテインメントが一堂に会します。
奈良から新しい未来を考えるきっかけとなるよう、SDGs（持続可能な開発目標）を意識した取り組みも行われ、国内外の多くの人々が交流する場となりそうです。
【大道芸の祭典】百戯王決定戦
天平祭の目玉イベントのひとつが、様々な大道芸人たちがその技を競い合う「百戯王決定戦」。「百戯（ひゃくぎ）」とは、中国から奈良時代に伝わり、当時の日本で独自の発展を遂げた芸能ジャンルの総称であり、曲芸や軽業、物まねなど、さまざまなパフォーマンスが含まれ、古代日本でも人々を魅了してきました。
「百戯王決定戦」では、現代の散楽芸能を担う第一級の大道芸人たちが、パフォーマンス力を競い合い、見事1位に輝いた芸人には賞金100万円が授与される予定。各パフォーマーの圧巻の技を目の前で楽しめるだけでなく、投票に参加してお気に入りの芸人を応援することができる参加型のイベントとなります。
【グルメフェスも同時開催！】餃子お肉大作戦＆おいも大作戦
遠州浜松餃子、宇都宮餃子、宮崎餃子など、日本全国のご当地餃子が集結するほか、佐賀牛の赤身ステーキや、2年連続で日本一に輝いた焼き芋屋「志のもと」による蜜芋ブリュレなど、合計30店舗が集結。秋の食欲をそそる美味しい香りが会場を包みます。
また、単なる食フェスではなく、各店自慢の味を楽しみながら、その背景にある地域文化や歴史にも触れることができるのがこのフェスタの魅力。シルクロードの食材が日本に伝わり、日本独自の味へと進化していったストーリーを味わいながら、家族や友人とグルメなひとときを過ごせます。
【ファミリー向けの体験エリア】キッズも大満足のコンテンツが充実
子どもから大人まで楽しめる体験型コンテンツも見逃せないのが今回のイベント。KIDSエリアでは、昔ながらの射的や金魚すくいといった縁日遊びをはじめ、ふわふわドームやふれあい動物ブースなど、親子で楽しめるブースが勢揃い。さらに、手作りワークショップでは、工芸品づくりを通じて、創造力を育むことができます。
日没後には、音と光の幻想的な演出が会場を彩るナイトバブルショーとともに、子どもたち自身が大きなシャボン玉を作り出す体験もでき、家族全員で特別な思い出を作ることができます。
【スポーツ体験】遊びながら学べる新感覚スポーツ
KIDS万博エリアでは、運動能力を育むスポーツ体験が楽しめるプログラムを用意。リズム体操やランバイクなど、運動神経を鍛える6種類以上のスポーツが体験でき、参加者は日本代表選手たちから直接指導を受けることもできます。
また、「スポGOMI」（スポーツ×ごみ拾い）と「ドッジボール」を融合させた新感覚の体験プログラムも登場。3人1組でごみを拾い、拾ったごみの種類や量でポイントを競い合う「スポGOMI」は、家族や友人同士で協力しながら楽しめるうえに、社会貢献活動にも繋がります。今回のフェスタでは、奈良の美しい景観を守りながら、地球環境問題について考えるきっかけを提供します。
【平城京花火大会】幻想的な夜を彩る花火ショー
4日間の開催となる中でも注目したいのが、平城京花火大会が行われる10月11日（金）と12日（土）。花火発祥の地ともいわれる奈良県ならではの壮大な花火が、夜空を鮮やかに彩り、訪れた人々を魅了します。フィナーレには約400発もの花火が打ち上げられ、夜空に咲き誇る光の花が秋の夜を幻想的に演出。会場は開放感あふれる平城宮跡なので、花火の迫力を間近で体感できるのも大きな魅力です。
奈良の歴史や文化を堪能しながら、現代的なエンタメも楽しめる「天平祭・秋の散楽フェスタ2024」。古都・奈良を訪れるきっかけとして、家族や友人、パートナーとともに、秋の思い出を彩る素敵なひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
