秋の夜風が心地よくなるこの季節、麻布台ヒルズの中央広場が「おいしい秋」に包まれます。2025年10月31日から11月3日まで開催されている「やきいも広場」では、たき火を囲みながら、サツマイモや栗など旬の味覚をたっぷり楽しめるイベントが登場。焼きたての香ばしい香りと、ホクホクとした甘みを堪能できるこのイベントは、子どもから大人まで秋を満喫できる特別な4日間です。
焼きたての香りが広がる、秋の味覚フェス

麻布台ヒルズの中央広場に、全国から選りすぐりの「やきいも名店が集結。会場では、昔ながらの軽トラックで焼き上げる「石焼き芋 大野屋」や、全国でも希少な白いサツマイモ「ホワイトスイート」を使用する「よっしーのお芋屋さん。」など、個性あふれる8店舗が出店。やきいもだけでなく、スコーンやシナモンロール、チップスなど、さまざまな芋スイーツも登場します。

なかでも注目は、茨城県笠間市から出店する「笠間和栗専門店 栗ノ絲」。全国の道の駅グルメナンバーワンを決める『道-1グランプリ』で2年連続優勝を果たした名店です。

0.5ミリの極細モンブランは、ふんわりと空気を含んだような口どけで、栗本来の香りと甘みを最大限に引き出しています。秋の夜に灯るたき火のそばで、この贅沢なスイーツを味わう時間は格別です。

さらに、昔ながらの軽トラックで石焼き芋を届ける「石焼き芋 大野屋」も要チェック。野菜ソムリエの大野さんが一つひとつ丁寧に焼き上げるやきいもは、まさに心温まる味わい。

人気商品の「ハロウィンスイート」(450円)は、ほくほくとした甘みとしっとり感が絶妙で、移動販売車ならではの温もりを感じられます。

そして、焼き鳥の名店が手がける異色のやきいも「麻布台鳥しき」も見逃せません。宮崎県田野町産のサツマイモを3ヶ月以上熟成させ、糖度50度以上の濃厚な蜜を引き出した極蜜熟成やきいも。

仕上げに鳥しき秘伝の焼き鳥のたれを潜らせ、炭火で香ばしく焼き上げることで、まるでデザートのような深みある味わいに。香ばしさと蜜の甘さが重なり合う「炭焼き芋」(850円)は、これまでの焼き芋の概念を覆す一品です。
炎のゆらめきとともに味わう、癒しの秋
期間中、中央広場には大きなたき火が設置され、15時から20時の時間帯には火のぬくもりを感じながらグルメを楽しめます。日中は家族連れで賑わい、夕方になるとオレンジ色の炎がゆらめく幻想的な空間に変化。焼きたての芋を片手に、秋風とともに漂う香りを楽しむ贅沢なひとときを過ごすことができます。

さらに、たき火を囲んで楽しめる音楽ライブも開催。ジャズやアイリッシュ、カントリーなど、日替わりで異なるジャンルの生演奏が響きます。焚き火の温もりと音楽の調べが重なり合う時間は、まるで小さな秋のフェスティバル。都会の真ん中で自然のぬくもりを感じられる、非日常を味わえます。
期間限定のワークショップも開催

11月1日から3日までは、松ぼっくりやドライフラワーを使ったオリジナルリース作りを体験できる「秋のリース作り」も登場。小さな子どもも参加できる内容で、秋の思い出づくりにぴったりです。また、会場には八ヶ岳農場から届いた大小さまざまなカボチャが並ぶ「パンプキン・パッチ」が登場。鮮やかなオレンジや黄色のカボチャが芝生を彩り、フォトジェニックなスポットとしても注目です。家族や友人と写真を撮れば、心温まる秋の思い出が残せます。
緑と暮らすマーケット「グリーン・サム・マーケット」も同時開催

11月1日には、桜麻通り沿いで「グリーン・サム・マーケット」も開催されます。Green Thumb(植物を育てる才能)という言葉にちなんだこのイベントでは、個性豊かなグリーンショップが登場。観葉植物や秋の鉢花など、暮らしに彩りを添える植物が並びます。お気に入りのひと鉢を探してみるのもおすすめです。
麻布台ヒルズで、食欲の秋と芸術の秋を満喫

音楽やクラフト、自然とのふれあいを通じて、秋の豊かさを五感で感じられる「やきいも広場」。都会の真ん中で、たき火を囲みながらほっと一息。甘く香ばしい焼き芋とともに、心まで温まる秋のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
<やきいも広場>
開催期間:2025年10月31日(金)~11月3日(月・祝)
開催時間:12:00~20:00(飲食販売は19:00まで/たき火は15:00~20:00)
会場:麻布台ヒルズ 中央広場
入場料:無料
