クリスマスケーキといえば、苺のショートやブッシュ・ド・ノエルを思い浮かべる人も多いはずです。けれど今年は、少しだけ視点を変えてみるのも楽しみ方のひとつ。バターステイツ by 銀のぶどうのクリスマスケーキコレクションから登場する聖夜のショコラドームは、星降る夜を閉じ込めたようなドーム型のガトーです。実際に味わってみると、見た目の華やかさだけでなく、軽やかさと奥行きのある味わいに驚かされました。王道とはひと味違うクリスマスケーキを実食レポートでお届けします。
ケーキボックスを開けるワクワク感!

ツリーのイラストが可愛らしいクリスマス仕様のボックスをそっと開けると、まず目に飛び込んでくるのは、つややかなショコラ色のドーム。表面には星をかたどったチョコレートが散りばめられ、中央にはノエルの文字が描かれたチョコプレートが添えられていて…。派手すぎないのに、きちんと特別感があるような雰囲気です。ドーム型というだけで、どこか物語性を感じさせるのも印象的。

まるで夜空をそのままお皿にのせたようで、食べる前から自然と期待が高まります。小ぶりに見えても、存在感はしっかり。家族や友人と4〜5人で分けるのにちょうどいいサイズ感ですが、大食いに自身のある方は一人で贅沢にいただくのもありです。
七層が重なる贅沢な構成

ナイフを入れると、断面から現れるのはショコラ尽くしの世界。濃厚なショコラムースと、しっとりとしたショコラスポンジが何層にも重なり、その間にプラリネムースやパールクラッカンショコラが忍ばせてあります。特に印象的なのは、食べ進めるごとに変化する食感。なめらかに溶けるムース、ふんわりとしたスポンジ、そしてサクッとしたクラッカンショコラ。このリズムがあるからこそ、最後まで飽きずに楽しめます。ショコラの七重奏という言葉がしっくりくる、計算された構成です。
濃厚なのに軽やかな後味

見た目からも想像できる通り、実際に食べてもしっかり濃厚なチョコレートケーキ。ひと口食べるとかなり満足感があります。コクはしっかり、ショコラの風味がすっと広がりつつ、食感も楽しめるので、食後のデザートとしてもぴったり。パティシエのこだわりを見せてくれる、バタースイーツを手がけてきたブランドならではだと感じました。
王道とは違う選択の楽しさ

クリスマスケーキは、定番を選ぶ安心感も魅力です。その一方で、毎年同じ味になりがちなのも事実。今回実食してみたバターステイツが贈る「聖夜のショコラドーム」は、苺を使わず、ショコラに全振りした構成は、王道から少しだけ外れた存在ですが、クリスマスの夜をより大人っぽく演出してくれました。アルコール不使用なので、子どもと一緒に楽しめるのも嬉しいポイント。家族みんなで味わいながら、いつもとは違う会話が生まれる。そんな時間を想像させてくれるケーキです。
ショコラ好きさんにもオススメ
また、こちらのケーキはチョコレート好きにもピッタリ。ムースやスポンジだけでなく、プラリネやクラッカンなど、異なる表情のショコラが詰め込まれていて、食べ応えもバッチリ。一種類のチョコレートではなく、層ごとに個性があり、それが全体として調和しています。甘いだけでは終わらない、香ばしさやほろ苦さが感じられる点も魅力。ショコラの奥深さを改めて実感できる一台です。

キャンドルを灯し、ケーキを囲む時間は、何年経っても心に残るもの。聖夜のショコラドームは、王道とは違う選択を楽しみたい人にぴったりのクリスマスケーキです。星が散りばめられたドームを前にすると、自然と視線が集まり、写真を撮りたくなる人も多いはず。味わいだけでなく、記憶に残るビジュアルもまた、クリスマスケーキに求めたい要素のひとつです。いつもより少しだけ大人なショコラ味のクリスマスケーキで、心に残る夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
