2025年8月、千葉県富津市に新たなグランピング施設「SATOYAMA TERRACE-里山テラス」が開業。東京から約90分でアクセスできるこの場所は、自然と共存する暮らしを体感できる“里山滞在型グランピング”体験ができる場所。静かな森と水の恵みに包まれた場所で、サウナ、焚き火、地元の食材、そして愛犬とのひとときまで、五感を満たす特別な時間を過ごしてみませんか。
里山の息吹を感じる、癒しのグランピング
どこか懐かしく穏やかな風景が広がっていく、東京湾から内陸へと続く千葉・富津の山あい。かつて人々が自然と共に暮らしていた「里山」の文化を再び息づかせる場所として誕生するのが、「SATOYAMA TERRACE - 里山テラス」。ただ自然に泊まるのではなく、「自然と共にあること」に寄り添う新しい滞在スタイルがここにあります。山と水脈に囲まれた敷地には、木々のざわめき、土の香り、鳥の声、水のせせらぎ。そんな自然の息遣いをそのまま感じながら過ごす、非日常だけれどどこか“人間らしい”時間が流れています。
サウナで味わう、水と風の贅沢体験
「水と風を、味わう」。そんな詩のようなコンセプトのもと、SATOYAMA TERRACEでは本格的なアウトドアサウナを楽しめるのがポイント。ここには、他にはない“二つのサウナ”が用意されています。
ひとつは、まるで山にいるような感覚に浸れる「山サウナ」。段差のあるベンチで高さを調整しながら火を見つめ、野草や薪の香りに包まれるサウナ室は、五感を穏やかに刺激してくれます。
そしてもうひとつは、水源かけ流しの滝を内包した「滝サウナ」。視覚・聴覚・触覚に訴えるこのサウナでは、時間帯によって水の流量が増す“滝行タイム”も用意されており、まさに自然と一体になる没入体験が味わえます。さらに、サウナ後に待っているのは、湧き水を使ったこだわりの水風呂。一つは深さ110cmの天然水かけ流しでしっかりと身体を冷やし、もう一つは季節ごとに変化する薬草風呂仕様。夏はキンと冷たい「シングル冷水」、冬は温かい湯と香りで心まで解けていきます。
外と内をつなぐ、心地よさを追求した空間
キャビンは全10棟。どの部屋も鋸山の稜線をイメージした屋根のデザインが施され、ウッドデッキと一体化した開放的な設計が特徴です。
内装はエアコンやベッド完備で快適性を確保しつつも、外の風や音、空気と自然につながっていることを大切にしています。また、愛犬家にうれしいドッグガーデン付きの客室も用意されており、ペットと一緒に滞在できるのも魅力。自然の中でリードを外し、のびのびと過ごす愛犬の姿に癒されること間違いなしです。
里山の恵みを「食」で感じる
「外で調理して、外で食べる」。この原点回帰のような食体験が、SATOYAMA TERRACEのもう一つの魅力。地元食材を活かしたメニューは、事前に下ごしらえが施されているため、キャンプ初心者でも安心して調理にトライできます。
焚き火台やタープも完備されており、天候や季節に応じた柔軟な過ごし方ができるのもおすすめです。
センターハウスにはカフェスペースも設けられ、木々の緑と遠くの山並みを眺めながら、静かな時間を過ごすことができます。読書をしたり、何も考えずぼんやり過ごしたり、都会では得がたい「余白のある時間」がここにはあります。
“再生する里山”で、未来に繋ぐ旅を
SATOYAMA TERRACEは、ただのグランピング施設ではありません。人と自然が共に生きる「再生型滞在地」として、今まさに新しい価値を生み出そうとしています。現在、クラウドファンディングも実施中で、滞在だけでなく、この土地の未来を共に育む一員として関わることもできとのこと。「豊かな自然を守る」という行動が、旅を通じて誰にでもできることに変わる……そんな思いが込められています。
クラウドファンディングの詳細はこちら
https://readyfor.jp/projects/satoyamaterrace
アクセスも便利、気軽に非日常へ
アクセスは、車なら館山自動車道「富津中央IC」から約15分、電車ならJR内房線「上総湊駅」からバスで最寄りの「六野」バス停下車、徒歩約17分。都心から約90分で、自然と静けさに包まれた世界にたどり着けるのは、忙しい日常を送る人にとってもうれしいポイントです。
自然のまんなかで、心をととのえる休日を
便利さやスピードが優先される現代で、忘れがちな“自然とつながる感覚”。SATOYAMA TERRACEで過ごす時間は、その大切さを静かに教えてくれるはずです。日常から少し離れて、森と風と水に包まれながら、深呼吸するように過ごす休日。そんな贅沢が、ここにはあります。
<SATOYAMA TERRACE(サトヤマテラス)>
住所:〒299-1755 千葉県富津市田原898-1
客室:全10棟(ウッドデッキ付き)