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WATWING髙橋颯とWILD BLUE宮武颯のWキャスト!手塚治虫原案ミュージカル「アトム」

不朽の名作『鉄腕アトム』のその先を描く、ミュージカル「アトム」が15年の時を経て再び舞台に戻ってきます。手塚治虫氏の人間愛と哲学を受け継ぎ、未来のロボットたちが自由を求めて生きる姿を描いた物語。主演は髙橋颯(WATWING)と宮武颯(WILD BLUE)がWキャストで挑みます。豪華キャストとスタッフが再集結し、感動の再演がこの秋、IMM THEATERで幕を開けます。

手塚治虫の想いを受け継ぐ物語

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

ミュージカル「アトム」は、秋田を拠点に数々の名作を生み出してきた劇団わらび座が制作した作品。2010年に初演され、全国ツアーを含むロングランを記録。その圧倒的なメッセージ性と音楽で、多くの観客の心を揺さぶりました。物語の舞台は、「十万馬力のロボット・鉄腕アトムの時代」が終わったさらに未来。人間に絶対服従を強いられる進化したロボットたちの世界です。そこに芽生える「心の自由」への渇望、人とロボットの間に生まれる感情、そして「生きる意味」を問う物語が静かに、しかし力強く描かれます。脚本は扉座の横内謙介氏、音楽は甲斐正人氏、そして演出・振付は良知真次氏。初演時の主要スタッフが再び集い、15年ぶりに「人間とロボットの共存」というテーマに挑みます。

新たな世代が挑むWキャストのトキオ

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

本作の主人公・トキオを演じるのは、注目の若手実力派2人。1人目は、ダンス&ボーカルグループ「WATWING」の髙橋颯さん。これまで『デスノート THE MUSICAL』『ジェイミー』などで確かな演技力を見せてきた髙橋颯さんが、繊細な感情表現でトキオに命を吹き込みます。もう1人は、5人組ボーイズグループ「WILD BLUE」の宮武颯さん。今作が初のミュージカル、そして初主演となる宮武颯さんは、伸びやかでまっすぐな感性で新しいトキオ像を創り上げます。ロボットとしての葛藤、人間への憧れ、そして友情と愛。2人のトキオが描く世界がどうなるのか、きっと観るたびに異なる感情を呼び起こしてくれそうです。

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

豪華キャストが織りなす未来の叙情詩

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

トキオの親友・アズリ役には、島太星さんと志村玲於さんがWキャストで登場。島太星さんは、バラエティ番組で見せる天真爛漫なキャラクターとは一線を画し、『フランケンシュタイン』『四月は君の嘘』などで高い評価を得た俳優。一方、志村玲於さんは「SUPER★DRAGON」のメンバーとしても知られ、舞台経験豊富な表現者として確かな存在感を放ちます。

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

 

気になるヒロイン・マリアには、平川結月さんと明音亜弥さんの2人。平川結月さんは『王様戦隊キングオージャー』で一躍注目を集め、映像・舞台を問わず活躍中。明音亜弥さんはミュージカル『暁のヨナ』で主演を務めた実力派で、感情の機微を丁寧に演じます。

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

 

さらに、木村来士さん、寺島レオンさん、AKB48の田口愛佳さん、ラストアイドル出身の畑美紗起さんといったフレッシュな顔ぶれに加え、宝塚歌劇団出身の飛龍つかささん、音くり寿さん、天寿光希さん、劇団四季出身の柳瀬大輔さん、今井かなこさんなど、経験豊富な俳優たちが作品を深く支えます。演出家としても舞台に立つ良知真次さんが、世代を超えたキャストたちを導き、物語を鮮やかに描き出してくれそうです。

音楽とメッセージが響くストーリー

物語は、かつてお茶の水博士の弟子だった科学者・神楽坂町子の屋敷で働くロボット、トキオを中心に展開します。自由を持たないロボットたちが、彼の歌に希望を見いだす中、人間の少女マリアや若者たちと出会い、互いの「心」が触れ合っていく。しかし、ロボットと人間が惹かれ合うことで、やがて悲劇が訪れます。そして、十万馬力のアトムを兵器として甦らせようとする動きが――。

 

人間とは何か、愛とは何か。手塚治虫が生涯をかけて問い続けたテーマが、現代に再び鳴り響きます。音楽が、踊りが、そして沈黙の瞬間さえも、心の奥に訴えかける。そんな舞台ならではの哲学が、この作品の真髄といえるでしょう。

<ミュージカル「アトム」>

期間:2025年11月21日(金)〜11月30日(日)
会場:IMM THEATER(東京都文京区後楽1-3-53)

■スタッフ

原作   :手塚治虫「鉄腕アトム」

脚本・監修:横内謙介

演出・振付:良知真次

作曲   :甲斐正人

 

■キャスト

トキオ    髙橋颯(WATWING)

       宮武颯(WILD BLUE)

アズリ    島太星(NORD)

       志村玲於(SUPER★DRAGON)

マリア    平川結月

       明音亜弥

ダッタン   飛龍つかさ

エミ     音くり寿

タケ     木村来士

       寺島レオン

ウメ     田口愛佳(AKB48)

       畑美紗起

 

時計じいさん 柳瀬大輔

ヘレン    今井かなこ

 

       知念紗耶

       キム・ウォンシク

       添田陵輔

       鈴木美那実

       若林佑太

       河村薫平

 

神楽坂博士  天寿光希

 

スーラ    良知真次

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

 

チケット料金:
・SS席 13,500円(税込・特典付き)
・S席 12,000円(税込)
・A席 9,000円(税込)
・U-18チケット 4,500円(税込)
・ファミリーペアチケット 4,500円(税込)

チケット情報:ローソンチケット
・オフィシャル先行(抽選):10月6日〜10月13日
・プレリクエスト先行(抽選):10月14日〜10月20日
・一般発売:11月1日開始

企画協力:手塚プロダクション
企画・制作:World Code
主催:ミュージカル「アトム」製作委員会
特別協力:わらび座

 

時代を超えて問いかける「生命」の輝き

15年ぶりに蘇るミュージカル「アトム」は、単なる再演ではなく、新しい世代が新しい視点で挑む再創造。人間とロボットの関係は、AIやテクノロジーが進化する現代において、ますますリアルなテーマとなっています。この作品が描く「命の尊厳」「自由への渇望」は、今を生きる私たちに深く響くはず。アトムが象徴するのは、機械でもなく人間でもない、ただ純粋な愛の形。そのメッセージが舞台の光と音に包まれて、再び私たちの胸に灯る。15年ぶりの奇跡を、ぜひ心で感じてみてはいかがでしょうか。

 

©手塚プロダクション ©ミュージカル「アトム」製作委員会

※手塚治虫/手塚プロダクションの「塚」は、正しい表記は旧字体「塚」となります。

 

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