埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園で、秋の夜を彩るライトアップイベント「紅葉見ナイト」が開催。55万球ものイルミネーションと約500本のカエデが織りなす幻想的な光景は、訪れる人の心をやさしく包み込みます。今年は新たに草月流のインスタレーションも登場し、まるで森そのものがアートになるかのよう。日中の紅葉とは一味違う“夜の森の美しさ”を体感できる期間限定イベントです。
光と紅葉が織りなす幻想的な夜

国営武蔵丘陵森林公園の中央口エリアで、11月14日から30日まで開催される「紅葉見ナイト」。これは、光と森がテーマのナイトイベント「光と森のstory」の第2章として登場するものです。園内を包み込むのは、約55万球のイルミネーション。カエデ園を中心に、暖色を基調とした光が紅葉の赤・黄・オレンジをより鮮やかに照らし出します。
特に注目なのは、約20種類・約500本ものカエデが植栽されたカエデ園。中には、夕焼けのようにピンクがかった葉を見せるものもあり、電球の光に照らされるとまるで絵画のような美しさに。例年の紅葉最盛期は11月23日頃とされ、ちょうど見ごろを迎える時期に幻想的なライトアップが重なります。昼間の紅葉とは異なる、静けさと光に包まれた「夜の秋」をゆったりと楽しめます。
光の物語が動き出す!「モーリー王子の大冒険」

会場でひときわ人気を集めるのが、噴水広場にある「古城」で繰り広げられるショー「モーリー王子の大冒険 第2章~決戦~」。森の妖精モーリーを主人公にしたオリジナルストーリーで、カラフルなライトアップ、スモーク、レーザー、プロジェクションマッピングが融合した約10分間のファンタジックなショーです。上映は16時30分から20分ごとにスタート(最終回は20時10分)。物語の第1章を見逃した人も、会場や動画配信でストーリーを追えるので安心です。また、植物園花壇では光と音の演出による「もみじぃの魔法de SHOW」も実施。約5分間のショーが15分ごとに上演され、秋の夜をさらにきらびやかに彩ります。紅葉とイルミネーション、音と映像が融合することで、まるで森そのものがひとつの舞台になったような没入感が味わえます。
草月流インスタレーションが初登場
今回の「紅葉見ナイト」では、新たに「草月流インスタレーション」が登場。自然とアートを融合させる草月流の世界観が、夜の森に新しい生命を吹き込みます。木々や草花を素材に、光をまとわせた造形作品が並び、訪れる人を静かな感動へと誘います。ライトアップとアートが調和する空間は、昼間の森林公園とはまったく異なる印象。思わず足を止めて見入ってしまうほどの美しさです。
秋の味覚と共に過ごすあたたかな時間

冷え込む夜にうれしいのが、期間限定で夜間営業する「中央レストラン」。今年は夜限定の特別メニューも登場します。禁断の果実(りんご)とベリーフルーツを使った「魅惑の魔女ピザ」や、チーズたっぷりの「モーリー王国の秋のおとずれ焼きカレー」は、物語の世界にぴったりの遊び心あふれる一品。ほかにも「焼きハヤシライス」や「厚切りベーコンのナポリタン」など、心も体も温まるメニューが勢ぞろいしています。イルミネーションを眺めながら食事を楽しめるので、ファミリーやカップルはもちろん、友人同士でも特別な時間を過ごせそうです。
公園アクセスは?便利な夜間シャトルバスも!
「紅葉見ナイト」期間中は、東武東上線「森林公園」駅と会場を結ぶ夜間シャトルバス(有料)が運行されます。公共交通機関が少ないため、このバスの利用が便利です。
乗車料金は大人300円、小児150円。混雑が予想されるため、電車やバスの利用をおすすめします。

森林公園で出会う「夜の秋」の新しい魅力

国営武蔵丘陵森林公園は、全国で初めての国営公園として誕生した広大な自然の宝庫。東京ドーム約65個分というスケールの中で、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
昼はアスレチックや散策を楽しみ、夜は紅葉と光のショーに包まれる――そんな一日を過ごすのもおすすめです。都会の喧騒から少し離れて、光に照らされた紅葉を静かに眺めてみませんか。夜の森には、昼間には気づけない優しい秋の気配が漂っています。

<光と森のstory 第2章『紅葉見ナイト』>
開催期間:2025年11月14日(金)〜11月30日(日)
時間:16:30〜20:30(最終入園20:00)
会場:国営武蔵丘陵森林公園 中央口エリア(中央口〜カエデ園〜植物園)
料金:イベント入場無料(別途入園料・駐車料金)
雨天時:中止(当日14時までに公式サイトにて発表)

この冬、光と紅葉が織りなす幻想のステージ「紅葉見ナイト」で、心に残る秋の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
