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京都駅ビルに新たな文化発信拠点「庭プロジェクト」をNAKED, INCが始動

リアルとバーチャルをクロスオーバーした様々な体験を創出するクリエイティブカンパニー NAKED, INC.(ネイキッド)のリニューアルプロジェクト「庭プロジェクト」が、満を持してスタート。3月10日(月)にオープンした注目の飲食店「NIWA(にわ)」についてご紹介します。

京都の伝統、食、アートが交差する「NIWA」がオープン

新たな文化発信拠点として生まれ変わった京都駅ビル7階東広場。2025年3月10日(月)にグランドオープンした「庭プロジェクト」は、京都の伝統、食、アートが一体となった空間として注目されています。ネイキッドが手がける光の茶室「貴和(きわ)」を備えた飲食店「NIWA(にわ)」では、京都産の食材やドリンクを楽しみながら、現代アートと伝統が織りなす唯一無二の体験が味わえるのもポイント。京都駅ビルの新しい穴場スポットとして、観光客はもちろん地元の方々にも早くも話題となっています。

京都駅ビル東広場が新たな「庭」に生まれ変わる

地上16階、地下3階建ての大規模複合施設・京都駅ビル。その7階に位置する東広場は、これまで穴場的な存在でした。しかし、庭プロジェクトによって、京都の伝統や現代アートを身近に感じられる空間へと生まれ変わることとなった今回の庭プロジェクト。

中心となる「NIWA」では、京都産の食材を使った料理やドリンクが楽しめるほか、店内にはネイキッドが手がけた光の茶室「貴和(きわ)」が設置されています。さらに、京の景勝を表現したパブリックアートも加わり、訪れる人々に五感で京都を味わう体験を提供しています。

光と伝統が織りなす唯一無二の茶室「貴和」

「NIWA」の店内に佇む光の茶室「貴和」は、茶道裏千家 千 宗室家元からいただいたお軸「貴和」を中心に据え、伝統と革新が交差する空間。京都の四神相応の思想に基づき、「東」の地をテーマに、植治次期十二代 小川勝章氏が手がける庭園、いけばな草月流家元 勅使河原茜氏による竹のアート、そしてネイキッドのアートテクノロジーが融合しています。光と自然、伝統が一体となった空間は、訪れるたびに異なる表情を見せます。この特別な茶室は貸出も予定されており、さまざまなイベントやお茶会の場としても利用可能です。

「NIWA」で味わう京都の食材とこだわりのドリンク

庭プロジェクトのもう一つの魅力が、「NIWA」で提供される食とドリンク。京都産・京都ブランドの抹茶、コーヒー、日本茶、日本酒、クラフトビールなどが揃い、それぞれに合う京都産食材のおつまみセットも楽しめます。例えば、ビールに合う「金」、日本酒に合う「銀」、ヴィーガンの方向けには「禅」といった、個性的なセットがラインナップ。何度訪れても新しい京都の味覚に出会える場所として、観光客はもちろん地元の方々にも愛される空間となっています。

京都の未来へ繋がる「庭プロジェクト」

庭プロジェクトは、文化庁、観光庁、京都府、京都市、そして伝統文化関係者が協力し、京都の文化を国内外へ発信する場として誕生しました。

パブリックアート(作品名未定)2026年3月完成予定

ネイキッドによるパブリックアートは、公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATION設立者の川尻征司氏の寄贈によるもので、2025年3月に着工し、2026年3月に完成予定です。また、今後も京都の伝統工芸や地元企業、生産者と連携し、地元住民から世界中の観光客までが集う「庭」として発展していくことが期待されています。京都駅ビル東広場が新たに生まれ変わったこの瞬間を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。

<庭プロジェクト概要>
店舗名:NIWA(にわ)
住所:京都駅ビル7階 東広場
営業時間:11:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:不定休
グランドオープン日:2025年3月10日(月)
最新情報は公式Instagramにて随時更新中

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