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2025年の猛暑に備える熱中症対策グッズ!症状が起きた時の対応は?

例年以上の暑さが予想され、気温上昇に伴って熱中症リスクも高まる見込みといわれている2025年の夏。子どもや高齢者、外で働く人たち、ペットまで…命を守るために「正しい知識」と「身近な備え」が必要です。本記事では、注目の熱中症対策グッズやシーン別のおすすめ対策、もしものときの対応法まで、日常生活にすぐ取り入れられる情報をわかりやすくお届けします。

猛暑はもはや日常に?2025年夏の見通し

気象庁の最新予報によると、2025年の夏も全国的に高温傾向が続くとされています。とくに6月から8月にかけては、気温が平年より高くなる地域が多く、油断のできない日々がやってくる可能性も。高温多湿な環境では、体温調整がうまくいかず、思わぬタイミングで体調を崩してしまう…なんてことにならないよう、熱中症は、日射しの強い屋外だけでなく、室内でも発生するため「毎日の対策」が求められています。

日常に取り入れたい熱中症対策グッズ

ひと口に「熱中症対策」といっても、暮らし方やライフステージによって必要な対策は異なります。ここでは、シーン別・対象別におすすめのグッズをご紹介します。

●子どもには「着せる冷却」が安心

小さな子どもには体温調整機能が未熟なため、予防がとても大切です。外遊びや通園時に役立つのが「クールベスト」。保冷剤をセットするタイプで、肌に直接触れずに冷却できるのが特長です。

●高齢者には「こまめな水分補給+補助食品」

高齢者はのどの渇きを感じにくく、脱水に気づかないこともあります。定期的な水分補給に加え、塩分やミネラルを含むタブレットやゼリーを用意しておくと安心です。飲み込みやすい形状のものを選ぶのもポイントです。

●屋外作業・現場には「身体を冷やす装備を」

農作業や工事現場など、炎天下で長時間作業する方には、冷感スプレーや空調付きウェアが重宝されます。最近では、首元に巻くだけでひんやり感が続くアイテムも人気です。

●スポーツ時には「話題のアイススラリーを」

アスリートの間で話題になっているのが「アイススラリー」。微細な氷が入った半固体状の冷却飲料で、内側から効率的に体温を調整できると注目されています。スポーツ時や野外イベントの前後など、短時間で身体を冷やしたい場面に向いています。

●ペット用グッズも忘れずに

人間だけでなく、大切な家族であるペットたちも暑さには弱い存在。冷却マットや首用バンド、通気性の良いウェアなど、犬や猫用の熱中症対策グッズも多く販売されています。お散歩は日中を避け、朝晩の涼しい時間に行うなどの工夫も重要です。

すぐできる!日常での予防ポイント

グッズに頼るだけでなく、日々の生活習慣も見直しておきたいところです。以下のポイントを意識するだけで、ぐっとリスクを下げることができます。

  • 水分補給はこまめに:のどが渇く前に飲む習慣を。スポーツドリンクなどで塩分・ミネラルも補給。

  • 服装は風通し重視で:吸湿速乾性のある素材や、明るい色の服で体感温度を下げましょう。

  • エアコンを適切に使用:設定温度は28度前後が目安。扇風機を併用すると効率的です。

  • 日陰や屋内での休憩を確保:無理をせず、30分に1回は休憩を入れることを習慣に。

万が一、体調に異変を感じたら?

気をつけていても、急な暑さや疲労で体調を崩すことはあります。以下のような症状を感じたら、すぐに対応しましょう。

【主なサイン】

  • めまい、立ちくらみ

  • 吐き気やだるさ

  • 筋肉のけいれん

  • 頭痛、発汗異常(大量または逆にまったくかかない)

【応急対応】

  1. 涼しい場所に移動し、衣服をゆるめる

  2. 冷たいタオルや保冷剤で首・脇の下・足の付け根を冷やす

  3. 水分を少しずつ補給する(塩分を含んだものが理想)

症状が改善しない、あるいは意識がもうろうとしている場合は、迷わず医療機関へ連絡しましょう。

「備えあれば憂いなし」の夏に

夏を楽しむためには、事前の備えがなによりの安心材料です。暑さを「避ける・冷やす・補う」この3つの柱を意識し、自分や大切な人たちの健康を守りましょう。

日差しを感じたとき、水分をとるタイミング、ペットの様子を気にする一瞬──そんな小さな気づきの積み重ねが、命を守る大きな一歩になります。2025年の夏は、暑さに負けず、健やかに過ごす工夫を日常に。日々の選択が、あなたの夏を変えていきます。

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