人生の節目に、そっと背中を押してくれる場所があるとしたら。2026年、山形県鶴岡市に位置する羽黒山は12年に一度の午歳御縁年を迎えます。1400年以上の歴史を重ねてきたこの霊峰では、参拝することで12年分のご利益が授かるとも言われてきました。そんな特別な年に体験したいのが、羽黒山に最も近い宿、休暇村庄内羽黒に泊まる人だけが参加できる早朝参拝です。静けさに包まれた朝の神域で、自分自身と向き合う、そんな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
1400年の祈りが息づく聖地

今から1400年以上前にさかのぼる羽黒山の歴史。開山したのは、飛鳥時代の皇族であり聖徳太子のいとこと伝えられる蜂子皇子です。世の安寧を願い、険しい山中を進んだ先で八咫烏に導かれ、この地を聖地として定めたと語り継がれています。この羽黒山は、月山、湯殿山とともに出羽三山のひとつとして知られ、古くから信仰を集めてきました。西の伊勢参り、東の奥参りと称されるほど、人々にとって特別な巡礼地だったことがうかがえます。山頂に建つ三神合祭殿には、月山神社と湯殿山神社も祀られており、羽黒山を訪れることで出羽三山すべてに参拝できるのも大きな特徴です。冬でも参拝が可能で、車で山頂まで行けることから、年齢や体力を問わず多くの人に開かれた聖地といえるでしょう。
12年に一度だけ巡る御縁年

出羽三山では、神が現れたとされる年の干支を御縁年と呼びます。月山は卯年、湯殿山は丑年、そして羽黒山は午年が御縁年にあたり、2026年は羽黒山の午歳御縁年です。この年に参拝すると、12年分のご利益を授かると語られてきました。境内で見かける干支の石像も、そんな信仰の名残です。日々の忙しさの中で、立ち止まるきっかけを探している人にとって、御縁年は自分の歩みを見つめ直す節目の年になるのかもしれません。特別な年だからこそ、ただ訪れるだけでなく、心に残る体験を重ねたい。そんな思いに応えてくれるのが、羽黒山の中腹に建つ休暇村庄内羽黒です。
早朝だからこそ感じる神域

休暇村庄内羽黒の宿泊者だけが参加できる体験が、羽黒山山頂で行われる朝御饌祭の見学。まだ空が淡く染まる前、静まり返った境内に足を踏み入れると、昼間とはまったく違う空気が流れていることに気づきます。神事は厳かに進み、建物の意匠や装飾が朝の光に浮かび上がる様子は、言葉を失うほど印象的です。休暇村のスタッフが同行するため、初めてでも安心して参加できるのも嬉しいポイントです。日常から少し離れ、自分自身の内側に意識を向ける時間。早朝参拝は、観光では味わえない静かな感動を与えてくれます。
ご縁年を祝う特別宿泊プラン

2026年の午歳御縁年に合わせて、休暇村庄内羽黒では記念プランがあるのもポイント。気になる夕食の主役は、山形が誇るブランド牛である山形牛のしゃぶしゃぶ。きめ細かな霜降りと赤身のバランスが美しく、出汁にくぐらせることで、やわらかさと深い旨味が引き立ちます。心と体を満たした後は、自家源泉の温泉へ。

羽月の湯は、天然の保湿成分として知られるメタけい酸を含み、旅の疲れをやさしく癒してくれます。特別な年にふさわしい、静かで満ち足りた滞在がかないます。
心に残る庄内の滞在拠点
羽黒山山頂や杉並木の石段から車で約5分という好立地にある休暇村庄内羽黒。庄内地方を代表する観光地へのアクセスも良く、鶴岡や酒田、最上川流域への旅の拠点としても便利です。夏には月山登山の拠点としても親しまれ、四季を通して多彩な表情を楽しめます。2026年の御縁年は、羽黒山で静かに心を整える旅に出てみてはいかがでしょうか。忙しい日常の中で忘れがちな大切な感覚を、そっと思い出させてくれるはずです。
