映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の公開から20年──。物語の転機となったこの作品の魅力を、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京で徹底再現する特別企画「炎のゴブレット」がついにスタート。名シーンの数々をリアルに体感できる展示に、魔法の世界が再び目の前に広がります。世代を超えて愛される物語の“その裏側”をご紹介します。
魔法の世界が現実に！全館特別企画
東京・練馬区のとしまえん跡地に誕生した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」にて、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の公開20周年を記念した初の全館規模の特別展示「炎のゴブレット」が、4月18日より開幕。2005年に公開された本作は、ハリーが三大魔法学校対抗試合に出場する中で、仲間たちとの絆を深め、そしてヴォルデモート卿が復活を遂げるという、シリーズにおける重要な分岐点。今回はその舞台裏に迫る展示が満載です。
迫力満点！炎のゴブレットが出現
ホグワーツの大広間に足を踏み入れると、中央には青い炎を揺らめかせる「炎のゴブレット」が出現。選手の名前が記された紙片が舞い上がる演出は、まるで映画のワンシーンそのまま。ダンブルドアが設置した年齢制限の魔法陣も忠実に再現されており、あの緊迫したシーンが蘇ります。さらに、対抗試合の選手たちが身に着けた衣装や、劇中に登場した小道具も多数展示。初公開の衣装もあり、細部に宿る職人技からは、魔法の世界が現実に息づいているかのようなリアリティを感じられます。
三つの試練を体感できる展示
「三大魔法学校対抗試合」の三つの課題も、映画さながらの迫力で再現されています。
第一の課題でハリーが戦うのは、巨大なドラゴン「ハンガリー・ホーンテール」。ホグワーツ・ライフに現れたその姿は、地上4メートルの高さから翼を広げ、今にも動き出しそうな圧巻の存在感。
第二の課題では、ロン・ウィーズリーを救うため水中に潜るシーンに使われたリアルなダミー人形が登場。肌や髪の質感、水中演出の工夫など、映画の裏側にあった造形技術の粋を間近で見ることができます。そして最後の課題は、動き出しそうな迷路の巨大オブジェがロビーに出現。怪物のような迷宮に挑む緊迫感が、衣装や映像演出とともに鮮やかに蘇ります。
闇の帝王の復活、そして新たな時代へ
『炎のゴブレット』最大の衝撃といえば、ヴォルデモート卿の復活シーン。今回の展示では、その舞台となった「トム・リドルの墓」がついに日本初公開。3メートル四方の巨大な墓は、実際の映画スタッフによってデザインされ、細部まで忠実に再現されています。また、ヴォルデモートの復活によって変化したデスイーターのマスクも展示。彼らの進化の軌跡をたどることで、作品全体に潜む“闇”の深さを改めて感じることができるはずです。監督生の浴室の蛇口や、色とりどりの水の演出も見逃せません。
クライマックスは圧巻の映像演出
特別企画のフィナーレは、ホグワーツ城の模型を使ったプロジェクションマッピング。ファイアボルトにまたがり、ドラゴンとの空中戦に挑むハリーの姿が立体映像で映し出されます。音源も映画そのままで、臨場感に包まれながら、あの感動が胸によみがえります。
また、館内では、限定フードやオリジナルグッズの販売も実施。ボーバトン魔法アカデミーをテーマにした新作コレクションも数量限定で展開され、ファンにはたまらないアイテムばかりです。
永遠に色あせない魔法の記憶をもう一度
『炎のゴブレット』は、友情と成長、そして闇との対峙を描いた、シリーズの中でも転機となる作品。20年という時を経ても、その魅力は色あせることなく、観る人の心をつかみ続けています。スタジオツアー東京の特別企画「炎のゴブレット」では、その世界観と制作の裏側を深く体験することができます。大人になった今だからこそ感じられる“魔法”が、きっとそこにあります。
映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年記念 特別企画「炎のゴブレット」
期間：2025年4月18日（金）～9月8日（月）
場所：ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター（東京都練馬区）
