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秋の大人旅は湯河原の温泉宿で。セルフ抹茶とガラスペンを体験「ゆがわら風雅」【後編】

湯河原温泉にあるお宿「ゆがわら風雅」では、秋の訪れとともにセルフお抹茶体験とガラスペンアートが楽しめる宿泊プランが2025年9月より登場。静かな和室での滞在や館内カフェでのひとときに加え、日本文化に触れながら五感を整える特別な体験は、大人女子旅の思い出作りに最適です。前編に続き、後編でも心身を癒す秋の贅沢な時間をお届けします。

五感で感じるセルフ抹茶体験

今回の宿泊で特に楽しみにしていたのが、セルフお抹茶体験。客室で気軽に抹茶を点てることができ、初めての方でも手順を踏めば簡単に楽しめます。まず、茶筅で底の抹茶をゆっくり混ぜ、泡立てる動作に集中。手首を前後に動かすと、香り高い泡が立ち、心が自然に落ち着くのを感じます。

ただ飲むだけでなく、茶道具に触れ、点てる所作を意識できるのがセルフ抹茶体験の魅力。五感が研ぎ澄まされ、日常では味わえない静けさが生まれます。

お茶菓子とともに、抹茶の清々しい香りとほろ苦い味わいもまた、心を整え、まるで瞑想のような時間を与えてくれます。都会で慌ただしく過ごす日々の中で、こんなひとときを持つことは贅沢そのもの。秋の温泉旅で非日常感を楽しみながら、自分と向き合う時間を過ごせるのは、まさに大人女子旅の醍醐味です。

ガラスペンで紡ぐアート体験

続いて楽しんだのはガラスペンアート。透明なガラスのペンにインクを付け、ゆっくりと文字や絵を描く作業は、集中力と創造力を刺激します。ペン先2/3にインクを付け、45~60度に傾けながら軸を回転させると、インクの出方が均一に。文字や絵を一筆一筆丁寧に描くことで、日常の忙しさを忘れ、心が静まります。

自分だけのカードや便箋を作ったり、旅の記録として書き残したりすることで、忘れられない思い出に。抹茶体験と組み合わせれば、和の文化に触れる秋の滞在が、より深い癒しの時間へと昇華します。

リピーターから大好評!こだわりが凝縮した食事

大人旅のお楽しみといえば、もちろん夕食。ゆがわら風雅の食事処では、旬の食材を活かしたコース料理をライブキッチンで堪能できます。今回選んだ乾杯の一杯は、小田原に酒蔵を構えるHINEMOSのりんご酸豊富な純米酒「NIJI」。白ワインのようなフルーティな味わいが、秋の食材とよく合いました。

前菜のEntréeは畑の皿・海の皿・山の皿に分かれ、一口ずつ異なる味わいが楽しめます。

そして、濃厚な風味が口に広がるごぼうのポタージュ、上品な旨みとふっくら柔らかな質感が美味しい太刀魚のポワレに続き、メインは鉄板で仕上げる国産牛サーロインステーキが登場。

レアで焼かれた肉を、自分の好みの焼き加減に仕上げる体験は、視覚と味覚の両方で楽しめる贅沢な時間です。

〆には、きのことベーコンの稲庭うどん、デザートにはさつまいもと白玉のパフェが登場。旬の味覚を存分に堪能できる、秋旅にぴったりの食事でした。

館内で楽しむ文化体験

夕食後は、館内の浮世絵回廊「歌川広重」を訪れるのもおすすめ。廊下には「花鳥風月」をテーマにした浮世絵が並び、江戸時代の美しい情景を現代に感じることができます。欄間や装飾も贅沢で、静かに鑑賞するだけで心が満たされるひとときに……。

客室近くのミニライブラリーでも、けん玉などの昔遊びや写経、旅の思い出を綴る想い出ノートなど、和の文化に触れる時間が過ごせます。

朝食で心身をリフレッシュ

翌朝は、体の芯から目覚める豪華な朝食が待っています。鉄板で焼き上げる目玉焼きや静岡産の厚切りベーコン、十五穀米、湯河原十二庵の厚揚げ、だし巻き卵など、彩り豊かで栄養バランスも抜群。ひとつひとつの食材に丁寧な手仕事が感じられ、旅の最後まで贅沢な気分に浸れます。

チェックアウトまでの時間は、温泉に浸かったり、客室やカフェライブラリーで寛いだりと過ごし方は人それぞれ。忙しい日常を忘れ、和の癒しに包まれるひとときは、秋旅ならではの贅沢となりそうです。

セルフお抹茶やガラスペンアートを通して日本文化に触れつつ、五感をフルに使った贅沢な時間を楽しむことができる湯河原温泉「ゆがわら風雅」での大人旅。静かな和室での滞在、源泉かけ流しの温泉、美味しい秋の食事と館内コンテンツを満喫すれば、日常の慌ただしさから離れ、心身を癒す大人女子旅が完成します。

 

ゆがわら風雅

住所:〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上261

TEL:0570-032-532(受付時間:9:00~19:00)

※抹茶&ガラスペン体験は2025年12月19日までの限定プラン

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