いよいよ始まる花粉の季節。今年のスギ花粉シーズンは、ほぼ例年並みの時期にスタートと予想されていますが、なるべく早めに花粉対策をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
鼻水や目のかゆみ・腫れなどに悩まされるとはいえ、花粉を理由にメイクをしないというのは残念ですよね。この記事では、花粉対策ができるメイクのコツをご紹介します。
目元や鼻周りは「花粉予測メイク」
「涙が止まらずアイメイクが滲んでパンダ目に!」
「涙でアイラインが消えた!」
「クシャミや鼻水で鼻周りのファンデが崩れた!」
せっかくキレイにメイクしてもクシャミや鼻水で鼻周りのファンデが崩れたり、涙でアイラインが消えたりすると、メイクをせずすっぴん+マスクで落ち着いてしまうこと、ありませんか?「花粉症だからメイクしたくない」はよくある悩みですが、このお悩みを打破してくれるのが花粉症予測メイクです。
ベースメイクはリキッドやクッションファンデ
花粉症で荒れた肌にパウダータイプのファンデーションを顔に塗ると、粉が肌に馴染まずムラができて見た目も微妙。リキッドやクッションファンデ、BBクリームなどパウダーが舞い散らないタイプのファンデを取り入れると◎。また、鼻の噛みすぎで小鼻周辺が赤くなる人は、赤みをカバーするグリーン系のコントロールカラーやコンシーラーがオススメです。
アイシャドーは肌に馴染むカラーでクリームタイプ
花粉の影響で最も崩れやすいとされるアイメイク。濃厚カラーのアイシャドウは避け、できればベージュやゴールドなど肌馴染みの良い色を取り入れるとメイク崩れを防いでくれます。また、腫れぼったさを感じる時は眉の下側に少し描き足すようにして眉幅を狭くすると、腫れが目立ちにくくなります。
アイラインとマスカラは花粉症の症状に応じて臨機応変に
目の充血や目やになど、症状がひどい場合はアイラインやマスカラは控えるのが◎。メイクができそうであれば「まつげパーマ」や「ウォータープルーフ」などを利用してみましょう。どうしてもアイメイクができない状況であれば、ノーズシャドウやハイライトを活用すると立体感のあるメイクになります。
ファッションも「花粉予測」してみよう!
花粉症対策の基本は花粉が身体に付かないようにすること。手洗いやうがい、目薬など日常的な予防も大切ですが、ファッションスタイルでも予防は可能です。
花粉避けに最適な帽子類
髪に付着した花粉は一度ついたら取れにくいとされる場所。ツバが広い帽子をセレクトし、まとめヘアにしておくと花粉がつきにくくなります。
目元をカバーする大きめサイズのサングラス
花粉避けの心強い味方といえばサングラスやメガネ。徐々に紫外線が強くなるこれからの季節はUVも兼ねたサングラスがイチオシです。なかでもコーディネートのアクセントになるエクストリームなサイズ感のサングラスは花粉対策にもバッチリです。
花粉と相性の悪い素材は着ない
洋服にも花粉と相性の良し悪しがあります。例えばウール素材のニットやコート、ファーやフードが付いたパーカーは花粉を付着させやすい典型的なNGファッション。ナイロンやポリエステルなどツルンとした風合いのアウターを着用すると花粉が付きにくくなります。また、静電気の発生で花粉を寄せ付けてしまうケースもありますので、静電気をカットするスプレーを外出前に振りかけておくと花粉予防に繋がります。
服の素材や小物使い、メイクの仕方、ちょっとしたことで花粉を持ち込まない工夫はできます。ぜひ、意識してみてくださいね!