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温活で冷え性・肩コリを解消!季節の変わり目の不調は生姜で血行促進

多くの人が悩む肩コリや冷え性。季節の変わり目となる時期は、昼夜の寒暖差で身体の不調をまねきやすい時期ですよ。新生活が始まり、慣れてきた頃。肩コリや冷えを少しでもやわらげたい方におすすめの温活とは?コスパも良くてすぐに試せる、さらにキレイになれるお得度の高い温活方法を紹介します。

 

冷え性・肩コリの原因は血行不良

手足やお腹が冷たくなる「冷え性」も、首や肩のつらい「コリ」も、血行不良が主な原因。血行が悪くなると、冷えやコリだけでなく、むくみや便秘、生理痛、目の下のクマなど、さまざまな不調に繋がるほか、新陳代謝が落ちて痩せにくくなるなど健康やダイエットの大敵ともいわれています。つまり、美容と健康を意識している方にとって血行不良はNGというわけです。

 

「血行不良を改善する=キレイになれる」ということで、血行が良くなれば冷えやコリはもちろん、上記に挙げたお悩みからも解放され、健康的な身体を目指すことに繋がります。とはいえ、本気で血行不良を改善するにはそれなりの努力が必要。

 

・定期的に運動をがんばる

・規則正しい食生活を心掛ける

・サプリメントで不足しがちな栄養を補う

・フィットネスジムなどに通う

・エステに通う

 

このような努力も大切ですが「お金が掛かる」「長続きしない」と現実的に考えると難しいところ。ここでは、自宅で手軽にできてコスパも良い温活方法をまとめてみました。

 

 

シンプルで簡単!「生姜」で温活!

今回おすすめする温活方法の主役は生姜。スーパーやコンビニで購入できる生姜は、身体を温める健康食材として知られていますが、熱を加えると「ウルトラ蒸し生姜」に変わります。漢方の生薬「乾姜」と同じ効果を持ち、冷え性や肩コリだけでなく、さまざまな健康効果を発揮してくれる生姜。加熱前の生姜成分、加熱後の生姜成分についてそれぞれ期待できる効果をまとめてみました。

 

成分1:ジンゲロール(加熱前の生姜成分)

生の生姜に含まれている辛み成分で、ギンゲロールとも呼ばれています。殺菌作用や血行を促進させる働きがあります。

 

■血行不良の改善

血管を拡張させる作用で身体のすみずみまで熱が行き渡るようになります。

 

■発汗と保湿効果

発汗、保湿などの作用があります。発汗を促し、体を温めてくれるの冷え性対策に。

 

■免疫作用の向上

抗酸化作用が高いので、胃腸の調子を整えたり風邪や食欲不振といった症状にも効果が期待できる成分です。

 

 

成分2:ショウガオール(加熱後の生姜成分)

生の生姜を加熱したときに、もともと含まれているジンゲロールが変化した成分。生の状態に比べて約33倍に増えるとされています。

 

■身体を芯から温める

身体の内側から熱を生成してくれます。ジンゲロールとは違い、身体の芯からゆっくりじわじわと温めて、冷えを解消してくれます。

 

■殺菌&抗酸化作用

ジンゲロールよりも強い殺菌作用と抗酸化作用がありますので、インフルエンザなどの感染予防にもおすすめです。

 

■ダイエットや美肌効果

血流の流れを促進して身体を温めてくれるので、基礎代謝のアップや脂肪燃焼につながる働きがダイエットや美肌にも最適。腸内で吸収される脂肪を遅らせてくれるともいわれていますので、肥満対策にもおすすめです。

 

 

成分3:ジンゲロン(加熱後の生姜成分)

ショウガオールと同様、ジンゲロールを加熱することによって生じる成分。

 

■新陳代謝の促進

血行を促進して体を温めてくれるほか、便秘の改善も期待できるとされています。

 

■優れた殺菌作用

強い殺菌作用があるので、食中毒の予防にも良いとされています。

 

 

ジンゲロールの加熱でできるショウガオールとジンゲロンは、効果効能が大きく変わります。料理に生姜を加える場合は、ぜひ加熱してみましょう。

 

 

所要時間約5分!レンチン生姜の作り方

生姜の効果を最大に引き出してくれる加熱の方法は、生姜をレンジでチンするだけ。約5分で完成する温活レシピをお届けします。

 

【用意するもの】生姜、ラップ、電子レンジ

【作り方】

  1. 皮ごとすり下ろした生姜200gを耐熱容器に入れる
  2. 生姜がひたひたになるぐらいの水を入れてラップをかける
  3. 電子レンジで2〜4分加熱して完成

 

生姜を買うときは、表面にキズがなく、ツヤがあり、ふっくらしているものが◎。また、生姜の皮にはポリフェノールが多く含まれているので、皮ごとすり下ろすと栄養分を余すことなく摂れますし、ゴミも出ないので後片付けもラクです。一度加熱すれば栄養はそのままキープ。冷蔵庫で3〜4日持ちます。食べ方も、お鍋の薬味やスープ、パスタなど毎日の料理にそのまま入れるだけ。ちょっと体調が悪い日なら、お茶漬けや雑炊などにもおすすめです。もちろん紅茶やお茶、ココア、甘酒、ハチミツのお湯割りといったホットドリンクにも◎。アレンジしやすいので、常備しておくと便利です。

 

 

レンチンでさらに応用!

加熱することで食材の効果がアップするのは生姜だけではありません。例えば「梅干し」も生姜と同じ要領でラップをかけてレンジで1分間チンすると「バリニン」という脂肪燃焼効果が期待できる成分が20%増えるとされています。さらに、梅干しに含まれているクエン酸は血液をサラサラにしてくれるので、こちらも冷え性や肩コリを和らげてくれるのだとか。

また、新陳代謝を促進する働きがあり、美肌やダイエット、疲労回復で知られている「ニンニク」も、外側の皮を剥いでラップに包みレンジで1分半〜2分(1個あたり)加熱すると、臭みの元となる「アイリン」という成分が抑えられて、キツイ臭いが残りません。栄養はあるけどニンニク臭さが気になる……という方にピッタリです。

 

レンチン生姜をはじめ、梅干しもニンニクも所要時間はどれも5分程度。誰でも簡単にできるので、この機会にぜひ試してみてくださいね。

 

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