猛暑が続く夏は、エアコンの影響などさまざまな要因で顔も身体も乾燥してカサカサしてしまうことがあります。うるおいを意識したスキンケアも大切ですが、今回は、美容のために良かれと思って行っているケアを見直しチェック。ちょっとやり方が違うだけで、乾燥肌を悪化させてしまう可能性もありますので、落とし穴にハマりやすいNGケアをお届けしつつ、しっとりボディを目指す方法をご紹介します。
それ違う?NG美容ケアと対策法
夏の疲れ肌に潤いを与えて乾燥対策をしようと行っていたケアでも、実は逆に乾燥を招いてしまう原因になることがあります。美容に関心が高い女の子ほど、やってしまいがちなNGケアと対処法をまとめてみました。
NG ケア1:長風呂をしている人
熱めのお風呂で汗をガンガンかけば、カロリーも消費されてダイエットになる!と思っている人は要注意。熱いお湯は肌のうるおいに欠かせないNMF(天然保湿因子)が洗い流されてしまい乾燥肌の原因に……。また、適温を守っても長時間お風呂に浸かるのもダメ。長風呂をすると肌がふやけてシワシワになりますが、これは大量の水分を吸収している肌状態。前述に記したNMFが必要以上に流れてしまう可能性があります。
対策方法
お風呂の温度は適温とされる40℃くらいが目安。40℃前後の湯船に10〜15分くらい入れば身体は十分に温まり血行が促進されます。乾燥肌対策にもつながりますので、ぜひ試してみてくださいね。ただし熱くて出たいと思った時は無理をせず、涼んでください。
NG ケア2:お風呂上がりにフェイスケアばかりに集中する人
お風呂上がりの肌は、とても水分が蒸発しやすい状態ですので放っておくと肌はどんどん乾燥してしまいます。お風呂から上がったら顔のスキンケアばかりに集中してボディはノータッチ……。これでは「しっとりボディ」から遠ざかってしまいますよね。
対策方法
お風呂から上がった後に化粧水で顔をケアしたら、すぐにボディミルクやクリームを体全体に塗ってあげてください。ササッと軽く身体になじませておくだけでも「しっとり感」が変わります。念入りにケアしたい人は、ボディミルクやクリームをなじませた後、落ち着いてからオイルを使ったボディマッサージを行うのがおすすめですよ。
NG ケア3:ドライヤーを10分以上使って乾かす
お風呂上がりは髪の毛を乾かすためにドライヤーを使います。このドライヤーの熱風も肌を乾燥させる原因のひとつと言われていますので、顔や身体から近距離でドライヤーを当てている人は要チェックです。
対策方法
ロングヘアで長い時間ドライヤーを使う人は、ドライヤーの温度を低め(60度くらい)に設定して、できるだけ顔や体を離して乾かすのがコツ。熱風が身体に当たらないように意識してみてください。
ご紹介したNGケアで「やってしまっていた!」というものはありましたか?今すぐ解決できる見直しケアをまとめていきますので参考にしてくださいね。
身体の乾燥が気になる今の時期だからこそ、毎日の入浴タイムが大切。やりすぎケアは美容から遠のいてしまいます。ポイントさえ押さえれば、すぐに実践できるので、今夜のバスタイムから実践してみてはいかがでしょうか。