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入浴剤の効果を高めるには?入浴剤の効果をグッと高めるお風呂の入り方

寒い日に入るお風呂は、体もポカポカして最高!お気に入りの入浴剤を入れてお風呂に浸かれば、全身スキンケアにもなって一石二鳥ですよね。そんなバスタイムに大活躍してくれる入浴剤、実は使い方を間違えると効果が半減してしまうことがあるんです。

 

「入浴剤効果を高めたくて何度も入浴しちゃう」

「お風呂で汗をいっぱいかけばダイエットにつながるかも」

「長風呂の方がカロリー消費できそう」

 

美容のためと思っていたことも、お肌のキレイに繋がっていなかったらもったいないですよね。今回は、そんな入浴剤の効果をグッと高めてくれる上手な使い方をお届けします。

お風呂に入るのは全身の汚れを落としてから!

寒い日は、早く温まりたいからと、体を洗わずお風呂に入る方がいますが、今日1日の汚れをつけたままの状態で湯船に浸かるのはストップ。入浴剤の成分を体に浸透させやすくするためにも、入浴する前に「髪」と「体」を洗って汚れを落としてあげるのがおすすめです。

 

また、服を脱いでお風呂場に入ったとき「寒い!」と思うくらい室内の温度が低いと、血圧が上がってしまう可能性も・・・。浴室に入る前に湯船のフタを開けておく、暖房器具を使って温めるなどして、お風呂場の室内温度を上げて暖めておくと「寒い!」とならず、身体への負担もやわらげることにもつながります。

 

 

入浴剤を入れるタイミングはお風呂に入る直前

入浴剤を入れるタイミングは、お風呂に入る直前がベスト。早めに入浴剤を入れ、しばらく放置してから入る方もいますが、効果を第一に考えるなら、入浴剤を入れてから2時間以内に湯船に浸かるのが目安といわれています。時間が経つと入浴成分の効果が減少してしまう場合もあるので、入浴剤は「お風呂に浸かる直前に入れる」と覚えておいてくださいね。とはいえ、入浴剤にもさまざまな種類があります。お風呂にお湯を入れるときに入浴剤を入れると有効成分がお湯に浸透しやすくなるタイプもありますので、パッケージに書かれている説明は必ずチェックしましょう。

 

よく見かけるバスオイルやバスエッセンス、顆粒タイプなど、すぐお湯に溶けるものもあればお風呂に入る直前、バスボムやタブレットなど溶けるまでに少し時間が掛かるものは、しっかり溶けてから入ることで入浴剤の効果を高められるといわれています。とりわけ溶けにくい入浴剤は、溶けきる前に入らないよう注意してくださいね。

入浴剤の効果を高めるシンプルな入浴

入浴剤の効果を、きちんと肌に浸透させたいなら、何度も入るより38〜40℃のぬるま湯に15分ほど浸かるだけのシンプルな入浴がおすすめ。短すぎる入浴もNGですが、汗をかいてしまうほどの長風呂も入浴剤の有効成分が浸透しにくくなったり、体温が上がりすぎて熱中症状態になることがあります。

 

1回のお風呂で何度も入浴する方もいますが、やりすぎると肌の乾燥にもつながりやすくなります。お風呂好きさんほどお風呂の入りすぎには気をつけましょう。次の日の追い炊きは、入浴成分の効果が薄れてしまいますので、効果を求めるなら入浴剤を入れ終わった後すぐ入るのが1番です。

スマホを見ながらの長風呂はNG

スマホを見ながら湯船に長い時間浸かると、肌がふやけて手の指がシワシワになることがあります。実はこの状態も美肌から遠ざかってしまう要因のひとつ。

 

肌のふやけは、水分をたっぷり吸収して肌表面の角層が一次的に膨らんでいてバリア機能が低下している状態です。この状態で湯船に浸かり続けていると、皮脂や肌内部にある保湿成分が流れ出てしまい、肌が乾燥しやすくなることもあるんです。お風呂に浸かりながらスマホを見て長風呂している方は、この機会にバスタイムを見直してくださいね。

入浴剤の種類や成分をチェック!

入浴剤の有効成分をできるだけキープしたいなら、湯船から出た後はシャワーで体を流さないのが一般的にはおすすめとされています。とはいえ、敏感肌や乾燥肌など、お肌が強くない方は、入浴剤の使い方に気を付けなくてはなりません。皮脂の角質を落とす作用がある無機塩類タイプやバスソルトのような粒子が粗い入浴剤は、肌に刺激を与えて肌荒れする可能性もありますので、規定の量より少なめにしたり、湯船から出る際はシャワーで洗い流すなどして肌を守ってくださいね。

 

そしてお風呂から出た際に体を拭くときも、タオルで強く擦ると肌に負担をかけてしまうので水滴を軽くぬぐうくらいが◎。入浴剤を洗い流さずお風呂から出た場合なら、有効成分が失われにくいといわれています。また、お風呂から出た後に水分補給するときは、温まった体を冷やさないよう常温の水を飲むようにしましょう。

入浴剤の効果効能まとめ

入浴剤は、使用目的や成分によって得られる効能が、医薬品医療機器等法で定められています。いつも使っている入浴剤がどのタイプに分類されるか、チェックしてみてくださいね。

 

【無機塩類系の入浴剤】

冷え性さんや湯冷めしやすい人なら無機塩類系の入浴剤。パッケージに、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウムと記載されている入浴剤は、保温効果が高く、湯冷めしにくいのが特徴です。粉末・顆粒タイプによく見られます。乾燥がひどい場合は、肌荒れする可能性もあるので注意してください。

【炭酸ガス系の入浴剤】

疲れが溜まっている、肩コリや腰痛がツライという方は、炭酸ガス系の入浴剤をチェック。炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムと明記されているもので、シュワシュワ泡を立てながら入浴剤が溶けていくタイプです。皮膚から吸収された炭酸ガスが血管の筋肉へ働きかけ、血管を広げる作用から血流量が増えて身体の芯まで温まりやすくなります。

【薬用植物系(生薬系)の入浴剤】

心身のリラックス効果がほしい、寝つきが悪い、最近ストレスが溜まっているという方は、トウキ、ショウガ、センキュウ、チンピ、カミツレ、ウイキョウといった生薬系が配合されている薬用植物系の入浴剤がおすすめ。薬草やハーブの効果に加え、血行促進なども期待できます。

【清涼系の入浴剤】

暑がりさんや爽快感を優先したい方は、I-メントール、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムといった成分が配合されている清涼系の入浴剤。入浴後もさっぱりとした冷感が特徴です。

【スキンケア系の入浴剤】

肌のカサつきなど乾燥が気になる方は、セラミドやスクワラン、ホホバ油、植物エキスといった保湿成分が記載されているスキンケア系の入浴剤。しっとりすべすべ肌を目指したい方はチェックです。

 

 

キレイをつくる美容タイムでもあるお風呂。入浴剤の効果を最大限に取り入れて、しっとりツルツルのお肌を目指してくださいね。

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